結婚できないのが辛い 「いい人がいない」と感じる本当の理由

こんにちは。キャリア×婚活カウンセラーの澤木なおみです。
「結婚したいのに、なかなかできない」
「いい人がいない」
「婚活が辛い」──
このような言葉を、私はカウンセリングの現場で本当に多く聞いてきました。

けれど、それはあなただけが悪いわけではありません
むしろ今の社会全体が、「結婚が難しい時代」になっているのです。

この記事では、昭和・平成・令和の時代の変化を振り返りながら、
「なぜ結婚できないのか」
「なぜこんなに辛いのか」
そして、「どうすれば前に進めるのか」を整理していきます。

結婚できないのが辛い…その気持ちは自然なことです

結婚できないと感じるとき、人は自分を責めがちです。
「私に魅力がないのでは」「努力が足りないのでは」と思ってしまう。

ですが、まず伝えたいのは──
「結婚できない」と感じること自体は、何もおかしくないということ。

今の日本では、誰もが多忙で、将来に不安を抱え、恋愛よりも生きることで精一杯。
そんな中で結婚を目指すこと自体、実はとても勇気のいることなのです。

ですから、「結婚できないのが辛い」と感じるのは、
“真剣に誰かと生きたい”という、あなたの誠実な気持ちの表れです。

見合い結婚が当たり前だった昭和時代

昭和の時代は、「お見合い結婚」が主流でした。
国立社会保障・人口問題研究所によると、1940年代前半までは見合い結婚が約7割

図1 結婚年次別にみた、恋愛結婚・見合い結婚構成の推移(出典:国立社会保障・人口問題研究所)

家族や地域、職場といったコミュニティが、自然に“結婚への道筋”を用意してくれていた時代でした。

つまり、「結婚できない」という悩み自体が、今ほど深刻ではなかったのです。

恋愛結婚が主流に──でも「結婚できない人」が増えた平成時代

平成に入ると、恋愛結婚が一般化し、「好きな人と結婚する」時代になりました。

しかしその一方で、未婚率は上昇の一途をたどります
自由な恋愛が可能になったのに、結婚できない人が増えた。

なぜでしょうか?

それは、「自由」という言葉の裏に、
すべて自分の判断に委ねられる選択 が潜んでいるからです。

「理想の相手像」を自分で描き、
「結婚のタイミング」も自分で決めなければならない。

選択肢が増えた結果、
人々はむしろ“決められなくなった”のです。

図2 年齢別未婚率の変化 (平成25年版厚生労働省白書)

自由なのに、結婚が遠ざかる令和時代

令和では、マッチングアプリやSNSなど、出会いの場が劇的に広がりました

それでも「結婚できない」「辛い」と感じる人は増えています。

なぜなら、

  • 関係が浅くなりやすく、信頼関係を築く前に終わる
  • 条件検索によって「理想の人」が見えにくくなる
  • 経済的不安・仕事の多忙さで心の余裕を持てない
    といった、現代特有の障壁があるからです。

さらに、SNSで「幸せそうなカップル」を目にするたび、
自分と比較してしまい、余計に辛くなるという声も多く聞きます。

「結婚できない」と感じる心理──3つの背景

背景内容
① 自己否定「自分が悪い」と感じ、恋愛を避けがちになる
② 比較意識周囲の結婚・出産報告を見て焦る
③ 将来不安「このまま一人かもしれない」と思い込み、婚活が怖くなる

特に30代〜40代になると、
「結婚できないのはもう手遅れかもしれない」
と感じる方が増えます。

しかし実際は、年齢よりも重要なのは“自分の軸を持っているかどうか”です。

結婚できない時代に必要なのは「自分の軸」

昭和のように「周囲が結婚を勧めてくれる」仕組みはもうありません。
だからこそ、今は自分自身が「どんな人生を歩みたいのか」を明確にすることが何より大切です。

「結婚=ゴール」ではなく、
「どんなパートナーシップを築きたいのか」へと視点を変える。

結婚できないのが辛いときは、
一度“焦り”を手放して、自分の幸せを定義し直すことが有効です。

辛い時こそ試したい、心を整える3つのステップ

ステップ内容効果
① 婚活を一度休む勇気を持つ「頑張らない期間」を設ける視野が広がり、思考が整理される
② 価値観を書き出す「何に幸せを感じるか」を紙に書く自分軸の明確化
③ 信頼できる人に話すカウンセラー・友人などに本音を話す客観視できる・自己肯定感が戻る

辛い時ほど、人は「行動を止めること」に罪悪感を持ちます。
でも、立ち止まることも立派な一歩です。

「結婚できないのが辛い」あなたへ──未来を変える一歩を

婚活は時に孤独で、努力が報われないように感じることもあります。
でも、あなたが感じているその“辛さ”こそ、
本気で誰かと向き合おうとする心の証です。

結婚が難しい時代だからこそ、
「誰と」「どう生きたいか」を自分の言葉で描ける人が、
最後に本当に幸せな結婚を手にしています。

結婚できない時代を生きるために

テーマ内容
結婚できないのは個人の問題ではない社会・価値観・働き方の変化が背景にある
辛い気持ちは自然なこと真剣に生きようとする証拠
解決の鍵自分の軸を持ち、自分の幸せを定義する
行動の第一歩焦らず、一度立ち止まり、自分を見つめ直す

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代表カウンセラー 澤木なおみ